2015年11月30日月曜日

楽しんだ時間はムダじゃない

無課金で数年続けていたソシャゲをやめて分かった、ただ1つの事実というエントリーを読みました。

ほうほう、興味深い。私とまったく同じ状態だったのではありませんか。私ももう完全に引退しているんですけどね。

魔力が残っている間は、夜遅くまで起きて消費していました。レベルが低く魔力の最大値が低いころは、夜中に目覚ましをかけて、トーナメントやクエストにとりあえず突入だけして、また寝ていました。妻はバカみたいだと言っていました。

だけど、このエントリーの最後にある「時間をムダにするな。」という言葉。ここは大きく私と異なりました。

夜中に起きるのを含めて、楽しんでやっていました。ウィズに費やした時間は、ムダだったわけではなく、引き換えに楽しみを得ていた時間でした。

クイズだけでなく、クエストを攻略するために頭をひねってデッキを考えるのが本当に楽しかったです。

確かに使ってしまった時間は大きく、私も本を読まなくなっていました。

だけどそれは、失った時間ではなく、ウィズを楽しむために使った時間だと思っています。

無課金プレイって、縛りがあるっていうのが醍醐味だと思います。課金をしないことにより、課金プレイヤーより工夫しなくてはならない。

そこに楽しみを見出せるかどうか。無課金ならではの楽しさってきっとあると思います。

私はガチャをしないっていう縛りを持っていましたが、それがさらに楽しさを増幅させていたのは間違いありません。

そしてそして。

実生活を破綻させないっていう縛りを持っていても良かったんじゃないかなって思います。これはちょっと大きなお世話かもしれませんけどね。

自分を基準において

人に負けたくないって気持ちで走るのは、きっと辛いと思いますよ。ずっと勝ち続けないといけないですから。一度でも負けた瞬間に嫌になります。

他人を見て動くというのは、ソーシャルゲームだけでなく、実生活でも苦しいものになると思います。人がどうこうではなく、自分がどう楽しめるかっていうのを考えると、人生も楽しくなるんじゃないかな。

「ソシャゲを仕事にしている」っていう表現でしたが、仕事だって楽しんでやらないと辛くなります。

仕事だけに打ち込んでも、同じように「時間をムダにした」って思っている中高年っていっぱいいると思いますよ。

あなたの人生ですから、どう過ごせば楽しむ事ができるのか、幸せになれるのか。ご自分で気付いてほしいと思います。

私もウィズに2年間つぎ込みました。この間、魔力はほとんど溢れさせていません。だけど私にとってかけがえのない、実り多き時間だったと間違いなく断言します。